ホームトピックス一覧>哀愁ある音色が出ない原因

哀愁ある音色が出ない原因

二胡の、あの哀愁ある深い音色が出ないのですが・・・・

手作りの二胡製作名師堂では、他所で購入された二胡の調整の問い合わせをよく受けます。
たいていの方が、哀愁ある深い音色が出せるように調整してほしいと希望されます。
その方の二胡の特徴を伺い問診するのですが、大量生産の二胡である場合が多く、その場合、ノイズを少なくすることは可能ですが、残念ながら哀愁ある深い音色を出すというような調整は出来ないと答えています。
なぜなら製造過程において、量産重視のため、品質を吟味し深い音色を出すという所までこだわることができないからです。

大量生産の二胡とは

中国の大手メーカーでは毎月7000本の二胡を生産し、国内、及び海外に輸出しています。大量生産の場合は、二胡の一番重要となる蛇皮を張る作業は、機械で張っています。そのため二胡らしい音色の特徴がなく、丁寧な皮の扱いもなされていないため、ノイズが多く出ます。
たとえ高級素材を使用していたとしても、生産レーンの中で工業的、腕のあるなしに関係なく製造されているので、哀愁ある深い音色が出せないのは当然な事です。
真の二胡の知識を持たないサイト、楽器店、教室などは、価格重視で仕入れ、販売されているケースが多く見られます。安価で売られているため、購入しやすいのですが本当の楽器として求めるのであればやはり最高職人さんの手作り二胡は間違いがありません。

職人さんの手作り二胡とは

手作りの二胡製作名師堂の二胡職人さんは、中国でも屈指の最高職人さんで、月のオーダー生産量は300本が限度です。練習二胡から高級二胡まで、丁寧に手作りされ、特に二胡の心臓部の蛇皮の扱いと張り具合は科学的な数字で測れるものではなく、数十年の製作経験で培われた手の感覚、触感を駆使して作られます。胴に合った皮を選ぶことから、皮を張るまで指で皮の表面を弾じながら皮の張り具合を調整して作られるのです。私は日本の気候風土にあわせ、日本人のセンスにぴったり合う哀愁ある深い音色が出るように、私自ら、誇りを持って名師堂の二胡を特注しているのです。望みは唯一つ。購入された方々に絶対後悔されることなく喜んでいただき、弾く事を楽しみ、二胡を永遠に愛し続けていただく事です。
日本での二胡ブームが一時的なものではなく、ずっと続く事を希望しています。曽朴

▲トップへ戻る