ページが見つかりませんでした – 二胡購入は高級二胡専門店名師堂 東京 大阪 神戸 https://www.nikomeishido.com 二胡の販売・修理・調整・卸し、曽朴の保証とメンテナンス Sun, 25 Feb 2024 03:09:43 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.3.3 https://www.nikomeishido.com/wp-content/uploads/2022/07/cropped-icon-512x512-1-32x32.png ページが見つかりませんでした – 二胡購入は高級二胡専門店名師堂 東京 大阪 神戸 https://www.nikomeishido.com 32 32 世界中の プロ演奏家 二胡愛好家の方々に 高く評価され愛用されています。 https://www.nikomeishido.com/highly-rated https://www.nikomeishido.com/highly-rated#respond Sun, 25 Feb 2024 02:39:33 +0000 https://www.nikomeishido.com/?p=3235 二胡は、中国の伝統楽器であり、その美しい哀愁を帯びた音色は人の心に響き愛され続けています。


2本の弦だけで、古典的な中国音楽から、現代の創作曲まで、豊かに表現ができ、聴衆を魅了します。


今では色んな楽器とコラボレーションして、ソロからアンサンブルの演奏まで、個性的な音色が際立つ素晴らしい弦楽器です。


日本でも人気があり、二胡の練習、二胡の演奏ができるように、二胡の教室も増えています。


名師堂の二胡は、 二胡プロフェッショナル曽朴が、伝統的な手法の上で、独自の製作方法を考案し、演奏者の立場から、より弾きやすく、より美しい音色を求めた二胡を製作しております。


豊かな響き、弾きやすさを重視し、日本の気候に合わせ、熟練された職人さんが、曽朴監修の二胡を丹精を込め作った高品質な二胡です。


1本1本調整し、二胡愛好家の方々に、すぐ弾ける状態でお届けします。


また名師堂では、二胡の製造、 二胡の販売、 二胡のメンテナンスを一貫してフォローしますので、世界中の プロ演奏家 二胡愛好家の方々に、高く評価され愛用されています。


二胡のご購入をご希望の方は、是非当店の 二胡をご検討下さい。

常に最高品質の 二胡をご用意して、お待ちしております。

]]>
https://www.nikomeishido.com/highly-rated/feed 0
二胡「弓の松脂の付け方」 https://www.nikomeishido.com/erhu-how-to-put-pine-needles-on-the-bow https://www.nikomeishido.com/erhu-how-to-put-pine-needles-on-the-bow#respond Fri, 08 Sep 2023 04:05:26 +0000 https://www.nikomeishido.com/?p=3212

弓に松脂は必須。どのような体勢で付けていますか?

弓に松脂を付けないと二胡は弾けません。松脂は重要なアイテムですね。

皆さんは、どのようにして松脂を付けていますか? もしや、膝に二胡を乗せたまま弓に松脂を付けていませんか? それ、二胡が危ないです!

安全に、そして付けやすい方法を紹介しています。付けるタイミングについても紹介していますよ。

なお、二胡に合った松脂を名師堂で取り扱っております。

]]>
https://www.nikomeishido.com/erhu-how-to-put-pine-needles-on-the-bow/feed 0
[二胡の部品]千斤は二胡の音程・音色を左右する重要なパーツです! https://www.nikomeishido.com/the-thousand-pound-erhu-is-an-important-part-that-determines-the-pitch-and-tone-of-the-erhu https://www.nikomeishido.com/the-thousand-pound-erhu-is-an-important-part-that-determines-the-pitch-and-tone-of-the-erhu#respond Tue, 29 Aug 2023 05:51:45 +0000 https://www.nikomeishido.com/?p=3198

皆さん、千斤には何を使用していますか? 名師堂の牛角千斤をお勧めします!

二胡の音程は千斤と駒の間に張られた弦を指で押さえることにより変化しますので、千斤は大変重要なパーツです。中国では糸で巻くのが一般的ですが、弦を指で押さえると緩んで下がってきてしまいます。その点、名師堂の牛角千斤はテグスでシッカリ竿に留めているので、動きません。すなわち、音程が安定して音色もハッキリしてきます。音程で悩んでいるかた、二胡の音色を変えてみたいと思っているかた、名師堂の牛角千斤を試してみませんか。

ご来店のお客様、事前にご予約頂けると幸いです

名師堂オンライン二胡ショップでもお求め頂けます。

]]>
https://www.nikomeishido.com/the-thousand-pound-erhu-is-an-important-part-that-determines-the-pitch-and-tone-of-the-erhu/feed 0
初心者向けの、二胡の賢い購入の仕方・選び方 https://www.nikomeishido.com/for-beginners-how-to-buy-and-choose-an-erhu-wisely https://www.nikomeishido.com/for-beginners-how-to-buy-and-choose-an-erhu-wisely#respond Mon, 28 Aug 2023 15:30:59 +0000 https://www.nikomeishido.com/?p=3156

二胡初心者の皆様へ。名師堂での二胡選びの様子をご紹介します。

「二胡は欲しいけれど、初心者なので自分では弾けないし、お店に出向くのも不安だし…」           どうぞ、安心して名師堂にいらして下さい。スタッフが丁寧に二胡選びのお手伝いをいたします。複数の二胡の中から選べますし、また後々必要になってくるメンテナンス(消耗品であるの交換等)が手数料無料で受けることができるのもお勧めポイントです!

ご来店の際には予約のご連絡を頂けると幸いです。

ご来店が難しいかたには、↓↓このようなサービスもございますので是非ご利用ください。

「名師堂二胡選びネット新サービス」

]]>
https://www.nikomeishido.com/for-beginners-how-to-buy-and-choose-an-erhu-wisely/feed 0
[二胡購入] 二胡三つの入手方法とメリット・デメリット紹介 https://www.nikomeishido.com/introduction-of-three-methods https://www.nikomeishido.com/introduction-of-three-methods#respond Wed, 23 Aug 2023 10:50:22 +0000 https://www.nikomeishido.com/?p=3147

皆さん、二胡をどこで購入しますか?

①ネットを利用する ➁二胡の先生から購入 ③二胡専門店で購入

動画では、それぞれのメリット・デメリットを紹介しています。

お勧めはなんといっても③ メンテナンスがキチンとされたバラエティー豊かな二胡を、何本も弾き比べて好きな音色のものを選ぶことが出来ます。例えレッスンをやめた後でも、名師堂で買って頂いた二胡なら引き続きメンテナンスを無料で受けることができますので、後々安心です。

ご来店の折には、事前にご予約頂けると幸いです。

ご来店が難しいかたには、↓↓このようなサービスもございますので是非ご利用ください。

「名師堂二胡選びネット新サービス」

]]>
https://www.nikomeishido.com/introduction-of-three-methods/feed 0
名師堂二胡選びネット新サービス開始 https://www.nikomeishido.com/erhu-selection-net-new-servicestart https://www.nikomeishido.com/erhu-selection-net-new-servicestart#respond Fri, 14 Oct 2022 09:09:17 +0000 https://www.nikomeishido.com/?p=3019 名師堂二胡選びネット新サービス開始します

お客様が購入したいと思う二胡を、曽朴が在庫の中より気になる数本の同種類の二胡を試奏し

特徴などをお伝えした動画をお客様だけに直接お送り致します。

お客様はその中より好みの音色の二胡をご注文して頂くサービスとなっています。

ご来店できない方、是非ご利用下さい。

このサービスに対応している二胡は下記のものになります。

令和紫檀二胡
令和老紅木二胡
紫檀二胡(極)
血檀精品二胡
血檀Ver2二胡
老紅木二胡(悠)龍頭二胡(含む)
老紅木低音二胡(昴)
黒檀低音二胡
老紅木精品二胡
黒檀二胡(韻)

購入希望の音色を確かめたい二胡をお問合せフォームから、お知らせください。

]]>
https://www.nikomeishido.com/erhu-selection-net-new-servicestart/feed 0
二胡の取扱方法 https://www.nikomeishido.com/handling https://www.nikomeishido.com/handling#respond Thu, 09 Jun 2022 10:34:20 +0000 https://www.nikomeishido.com/?p=1807 1.日常のメンテナンス
   毎回、練習や演奏の直後に、怠らずに簡単なお手入れをしてあげることで、十分に楽器のメンテナンスができます。
 練習や演奏後は、二胡と弓杆に松ヤニや汗、皮脂が楽器に付着していますので、それらを丁寧にゆっくりと拭き上げましょう。もちろん乾拭きで、水拭きはしないようにしてください。  拭き取る布は、楽器クロスでなくてもガーゼのように柔らかくきめの細かいきれいな布でしたら大丈夫です。松ヤニの拭き取り用に1枚、汗と皮脂の拭き取り用に1枚、合計2枚用意するのが理想です。タオルは細かく毛羽立ってしまうので、おすすめできません。また、ティッシュペーパーは破けるので好ましくありません。琴筒と琴杆やデンペンとの隙間に入り込んだ松ヤニは、乾燥した柔らかい歯ブラシを使うと取り除きやすいです。
 拭き取り用の布は、時々洗濯をして、いつもきれいな状態にしておきましょう。布についた汚れが楽器に付かないように、またカビや湿気を防ぐためです。  松ヤニは、演奏直後に拭けば簡単に落とすことができますので、その日のうちにすぐに落としましょう。拭き取りを怠ると、汗や空気中の湿気を含みその後乾燥して固まり、取り除くことが困難になりますので、早めに手入れを済ませましょう。
弓のさおに付着した松ヤニも拭きますが、弓毛は拭かないでください。  次に、汗や皮脂の汚れを拭き取ります。手でよく触る琴杆や弦はよく拭いておきましょう。高級二胡の木質部分は、バイオリンのようにニス仕上げをしていないものが多いので、磨き上げるように拭いても大丈夫です。楽器用のポリッシュやクリーニング液には研磨剤や溶剤を含んでいるものが多く、琴皮には決して使用しないでください。

 

2.取り扱い上の注意点

   二胡や弓の取り扱い上の注意点などをご説明します。
 二胡を使っているうちに琴皮から薄いうろこが剥がれることがあります。これは人間の垢のようなもので、真皮ではありませんから心配はいりません。
 琴皮は魚のうろこと同じように一方向に重なっています。表面を逆なでするとうろこの先で引っ掛かりますから、布でムリヤリ擦るようなことはしないでください。
 琴皮にハンドクリームなどを塗ると聞くことがありますが、老化が進み寿命を早めてしまうので、油脂類は決して塗らないでください。
 また、川や海辺の近くに住まわれている場合は、部屋に放置しないでください。多湿な季節や誤って水で湿らしたりすると琴皮は陥没しますので、ニ胡は必ずケースに収めるようにしてください。
 空気の乾燥する冬季は、木質の収縮により琴筒と琴杆にヒビや割れが生じることがありますので、やはり二胡をケースに収めるようにしてください。なお、琴筒と琴杆にヒビや割れが発生したときは、名師堂で修理が可能です。  琴弓の取り扱いについてですが、二胡の弓毛は、バイオイリン弓のように強く張って演奏するものではありませんから、ケースに収める際に緩める必要ありません。
 弓毛が切れた場合は、手でちぎり取ると結んでいる弓毛が緩んで抜けやすくなりますので、弓先と手元の根本から丁寧にハサミで切り取りましょう。

 弓毛は、直接、手で触れないでください。布で拭うこともしないでください。弓毛に皮脂や油分で汚れると琴弦を正確に振動させることができず、松ヤニの付きも悪くなります。
 誤って汚してしまった場合は、中性洗剤で洗い落すことができますが、弓毛の性能は著しく劣化し、切れやすくもなります。
 琴弓は、バイオリンの弓とは異なり、さおも含めて消耗品ですから、早めに買い換えることをお勧めします。  松ヤニは、弓毛の保護剤ではありません。効率良く弦を振動させるために塗るものですから、練習や演奏する前に塗るようにしてください。
 また、松ヤニの塗り過ぎは、逆にノイズを発生させる原因ともなります。練習や演奏後でも、弓毛が松ヤニで白く濁っているようでしたら塗り過ぎです。
 松ヤニが琴筒や琴杆に頑固に付着して拭き取れないときは、布にマニキュアの除光液などを浸して使うと拭き取ることができます。ただし、琴皮は決して湿らせた布や油脂類で、拭き取ることはしないでください。
 松ヤニは、琴弦にも付着しやすく、指先の滑りが悪くポジション移動の妨げになります。放置していると皮脂や手垢が混ざって黒く錆びたように琴弦が汚れてきます。このようになると布で拭き取ることができないので、製図用の砂消しゴムを使って琴弦を軽く磨くと良いでしょう。

 二胡の琴弦は、強く張力を掛けている上に、振動させているので、金属疲労を起こしやすく、どのメーカーの琴弦も性能の劣化は早いです。内弦か外弦のどちらかが切れた場合など、琴弦を張り替えるときは、二本とも同時に同じメーカーの琴弦に交換することをお勧めします。
 二胡をケースに収める際に、琴杆の湾曲を避ける目的で琴弦を緩める方がおられますが、緩めないでそのままケースに保管します。
 正しく保管しているのにもかかわらず、弦の張力に耐えきれずに湾曲した琴杆は、そもそも粗悪な木材か、乾燥が不十分な木材を使用している二胡と言うよりほかありません。
 なお、ある程度引きこんだ二胡の場合は、琴皮の老化を防止するために、琴弦を緩めずに弱音器を挟んで保管します。  琴筒の上に張り合わせているデンペンは、弓毛により摩耗します。特に、白いセルロイド製のものは、摩耗が激しく琴皮を傷めてしまう場合がありますので、早めに張り替えをしましょう。デンペンの上からテープなどを張って保護する方がおられますが、スムーズなボーイング(運弓)の妨げとなるので、好ましくありません。そもそも交換するためにデンペンは貼ってあるのです。
 なお、名師堂では、耐久性のあるべっ甲製デンペンに張り替えも承っておりますのでご利用ください。  琴駒は、位置がずれていたり、琴弦が溝から外れていたりしている場合がありますので、練習や演奏前のチューニングの際にチェックしましょう。
 琴駒は、琴弦の振動を琴皮に伝えて音に変換させる重要な部品です。名師堂二胡を購入された後に、不用意に琴駒を交換される方がおられるのですが、これは好ましくありません。
琴駒を交換したために、音色が変わったり、外弦の♯FやGの音が出せなくなるといった症状を起こすことがあります。
 また、琴弦の間隔を広げるために、琴駒の溝を切り直す加工も好ましくありません。
もし、琴駒の交換や切り直しをなさりたいときは、一度、名師堂にご相談ください。  名師堂二胡の千斤には、琴弦が通る穴に緩衝用の虫ゴムを入れているのですが、経年劣化と熱や乾燥により破れてしまいます。ビリビリと小さいノイズが発生しますので、半年毎に交換しましょう。
 この虫ゴムは、自転車タイヤの虫ゴムですから、DIYなどで容易に入手することができます。  名師堂二胡の琴軸(糸巻き)と琴杆の穴には、双方が合わさる部分にチョークを塗っています。このチョークは、琴軸がスムーズに回りチューニング後は緩まないようにしているものですから、決して拭き取ったりしないでください。
 また、アジャスターの巻きすぎは、琴弦にキズを付けてしまい、琴弦が切れやすくなります。アジャスターそのものも固くなり操作ができなくなりますので、適当なところで琴軸で琴弦の張力を調節して、アジャスターを緩めるようにしましょう。  琴杆の琴頭部分は床や壁に軽く当てても折れてしまう恐れがあります。二胡を置くときは、椅子に立てかけたりしないようにしましょう。万が一、琴頭部分を折ってしまったときは、名師堂で修理を承ります。  最後に、極端な例かもしれませんが、二胡をご購入してから数日後に割れが起きたとしても、こういった症状についてはメーカー保障があるわけではございません。決してメーカーが責任放棄しているわけではなく、二胡とはそういった楽器で、保管には十分な注意が必要です。
木は生きています。むしろ二胡は生き物であり、割れや剥がれなどの病気は起こりうるものとお考えいただいた方がよろしいかと思います。   さて、日本は四季を通じて温度・湿度の変化が激しく、二胡にとっては大変厳しい気候ですので、正しい楽器の管理が重要となります。
 二胡は木材とニシキヘビ皮でできていますので、はげしい温度・湿度の変化は、ニシキヘビ皮の劣化を招いて音の響きが悪くなり、木材の膨張と収縮を繰り返しは、楽器そのものの毀損を生じます。
 二胡は手にとって演奏する楽器である以上、骨とう品のようにガラスケースの中で外気を遮断できるわけではなく、どんなに大切に扱い、気をつけて管理しても、素材の経年劣化と故障は起こり得ることをご理解ください。
 しかし、それと同時に、二胡は様々な故障や破損の症状に対して、かなり修理が利く楽器でもあります。なにより名師堂では万全&安心&充実のアフターサービスに努めさせていただきますので、どうぞご安心ください。

 

3.二胡の保管方法

   最低限これだけは守ってください!
 練習や演奏後は、壁に掛けたり、放置したりせずに、必ずケースに収めてください。高温多湿、又は極端に乾燥した環境は、天然素材で作られている二胡は相当なダメージを受けてしまいます。  二胡をケースに収めるときは、二胡用タオルか、又は大きなハンカチやバンダナで琴杆と弦を覆ってから、その上に弓を掛けるようにしましょう。できるだけ弦に弓毛が触れないように気遣うことで、弦や琴軸・千斤に松ヤニを付着させて汚すこともなく、アジャスターに弓毛を絡ませることもありません。

 二胡に弓を掛けるときは、弓の持ち手部分が琴皮(ニシキヘビ皮)の部分にくるようにしましょう。こうすることで、琴皮のウロコや駒に弓毛を引っ掛けてしまい、四苦八苦することもありません。
 弦は緩めないでケースに収めましょう。保管する度に弦を緩めると、引っ張り強度による金属疲労を起こして、弦の性能を著しく劣化させてしまいます。
 駒は、いつも琴筒の木枠の対角線が交わる琴皮の中心に置くようにしましょう。保管するときも中心に置いたまま動かさないでください。
 ある程度引き込んでいる二胡は、琴皮の劣化を防止するために、弱音器を弦と琴皮で挟むように駒の上にセットしましょう。  二胡の弓は、バイオリンの弓のように、芯の強いさおの弾力を利用して弓毛を張って演奏するものではありません。元々緩い弓毛を更に緩める必要もなく、そのまま二胡に掛けて収めましょう。

 

4.二胡の保管場所

   最低限これだけは守ってください!
 二胡はケースに入れた状態でも、夏場の車内等に長時間置くことはお止めください。熱により接着剤が溶解して、琴筒の亀裂や琴皮が剥離し、琴杆が湾曲します。また、乾燥も同様のダメージを受けてしまいます。
 梅雨など湿度のたかい時期にはケース内に乾燥剤をいれることもよいでしょう。つまり、人間にとって過ごしやすく快適な環境が、二胡にとっても保管に適した良い場所と言えます。ただし、冷暖房などで急激な温度・湿度の変化には十分に注意しましょう。

◆長期間の保管

   長期間、二胡を演奏しない場合は、弦を少しだけ緩めておきましょう。ただし、緩めすぎると駒やアジャスターが外れて紛失する恐れがありますのでご注意ください。
 そして、日常の保管と同じく、温度湿度の変化には十分に注意しましょう。二胡は長期間使用しないでいると、ケースに入れていても、琴皮や弓毛がに乾燥して使いものにならないほどカサカサに劣化していることがあるので、たまにはケースを開けて楽器の状態を確かめましょう。

 

曽朴のコメント

 二胡も弓も、温度や湿度の影響を大きく受けます。 まず、温度に関しては夏季の炎天下で車中に放置すること、冬季であれば暖房器具の近くでの保管は絶対に避けてください。一年を通して急激な温度・湿度の変化にさらさないように十分に気をつけてください。 湿度は45~60%が理想的です。 楽器を大切に扱うと、楽器も必ず美しい音色であなたに応えてくれます。私はそう信じています。

]]>
https://www.nikomeishido.com/handling/feed 0
曽朴のアドバイス 賢い二胡の買い方と購入時の注意点 https://www.nikomeishido.com/sobokuadvice https://www.nikomeishido.com/sobokuadvice#respond Thu, 10 Jun 2010 07:34:00 +0000 https://www.nikomeishido.com/?p=1875 初めて二胡を買う時の注意点

初心者の心理としては、二胡をどれほど長く続けられるか、不安なため、安価な二胡を選ぶ方がほとんどです。 現在、日本で流通している安価な二胡は、たいてい大量生産のおみやげ二胡で、音が悪いことが多く、このような二胡で練習しても良い音が出ず、ご自身も二胡を楽しむ境地には至らず、辞めてしまいたくなります。

 

おみやげ二胡で練習をはじめた生徒さんの話しですが、あまりにノイズが多いので、「二胡のケースを開けるだけで、ペットの猫が逃げ出した。」「練習を始めると家族に迷惑がられる。」「音が悪くて自分でもイヤになってしまう。」といった事をお聞きしました。しかし、安価でも良い練習用二胡との出会いはあります。

 

名師堂は安価な練習二胡も扱っています。私がプロデュースして、一流二胡製作職人の工房でオーダーし、私が一本ずつ調整しています。ほとんどノイズがありません。練習用としても美しい音色が楽しめます。まだお持ちでない方、是非お勧めします。お気に召さなければ、返品も可能です。

教室によっては、二胡購入の際、先生が生徒さんに一本だけ二胡を持って来て、購入させてしまう事もあります。しかし、先生が教室を辞めた場合やご自身がお辞めになった場合に困る事など、生徒さんは考えていません。二胡は必ずメンテナンスが必要ですので、信頼できるお店で購入するのが一番です。

二胡購入時に注意すべきポイント

1.直接名師堂にご来店して頂き二胡を選ぶ。

しかし、どうしてもご来店できない方は、名師堂サイトより曽朴が承ります。

2.お店の人に二胡を弾いてもらったり、また、弾ける人と一緒にお店に行き確かめて選ぶ。

二胡は個体差があるので、同じ物でも音が微妙に違います。ご自身で直接手に取って頂き感触を確認する。

3:好きな音色の二胡を選ぶ

二胡の種類について、二胡は大きく分けて三種類あります。

蘇州二胡

哀愁のある深い音色が特徴

「日本人から見て二胡の魅力とは何ですか?」と尋ねると、ほとんどの人が、「哀愁を帯びた音色である」と答えます。

中国人の好みやセンスとは違い、日本古来の侘び寂びの文化にも溶けこむような落ち着いた音色を求める人が多いように思われます。そのような方には蘇州二胡がお勧めです。

現在の中国では、華やかな音が好まれ、明るい音色が好んで取り入れられています。反対に日本では伝統的な音色の蘇州二胡が好まれます。

また中国江南地方は日本の気候が似ているため、温度や湿度の点で、二胡の材質や音に影響を受けることがほとんどありません。

北京二胡

音量が大きく、バイオリンのような音の明るさがあり、敏捷な音の反応を鮮明に聞かせる事ができます。 華やかな音色なので、バイオリンの曲や、中国北方地方劇の曲などを弾くのに特にお勧めです。

注意しなければならないのは、北京は乾燥した気候のため、日本に輸入された北京二胡は、材質や音色などに変化を起こしやすく、十分な注意が必要です。

上海二胡

上記の二胡のような、これといった個性はありません。上海二胡は日本では現在大量に販売されています。

上海民族楽器大手メーカーによる、大量生産のため、皮を機械で張っているので、音色に当たりはずれがあります。

 

4.材質から選ぶ

材質の差について

紅木

「紅木」はほとんど練習用二胡として作られています。

老紅木

「老紅木」は中国でもプロ演奏家に好まれております。哀愁を帯びた音色が特徴で、見た目も美しい二胡です。価格は比較的求めやすいです。

黒檀

「黒檀」は北京二胡によく使われています。音の特徴は明るく美しい音色です。

血檀

血檀は音色が柔らかく、深く美しく、音の響き方が良いのが特長です。演奏時に、棹に手を滑らせるとわかりますが、大変滑らかで、感触は秀逸です。

紫檀

「紫檀」は高級二胡に使われる材質です。色は最初褐色ですが、月日を経るにつれ次第に紫に変化していきます。低音部が深く、高音は明るい音色が特長です。「紫檀」が最高の素材です。

 

5.名品を騙る偽物にご注意!

中国は偽物製作のメッカでもあります。電気製品から飲料水まで、コピー商品があたりまえに出回っています。 二胡も同じく製作者のサインを乱用して、高額で売られています。もっとおかしいのはナニナニ演奏家のサイン入りの二胡などです。

実際に職人さんが亡くなっていても、日本では職人さんのサイン入り二胡が沢山売られています。どういうことでしょうか?

私たちプロ演奏家はサインを見るだけではなく、一流職人の手作り二胡が個々に持つ個性と、弾いたときの音色や風格で判断できます。職人の皮の扱いまでは真似できません。

]]>
https://www.nikomeishido.com/sobokuadvice/feed 0
二胡を選ぶとき「音のチェックのポイント」 https://www.nikomeishido.com/checkpoint https://www.nikomeishido.com/checkpoint#respond Wed, 15 Jun 2022 23:56:00 +0000 https://www.nikomeishido.com/?p=2121 第1 音色と音量について確認をします。

大抵の二胡は天然素材の手工品ですから、同じグレード、同じ価格のものでも個体差があります。先ず音色についてですが、二胡の音に関して描くイメージには個人差がありますし、思い入れもありますから、ご自身の感性でお好きな音色をお選びになるのが大切です。

 

音量に関しては、音が前に大きく出る二胡は弾きやすく運弓が軽く感じられるようです。一方、音量を押さえた二胡の中には、陰りを感じさせる独特の音色を奏でるものがあるようです。ただし、弦を張ったばかりの新しい「良い二胡」というのは、硬い感覚の音色がするものなので知っておかれるとよいでしょう。

 

第2 内弦と外弦の音のバランスを聴いてみましょう。

例えば、外弦開放弦A(D調ソ)の音と内弦四指A(D調ソ)の音を比べて、音色の差に違和感を覚えなければOKです。ただし、内・外弦の音色の差もニ胡の特長であり、この差を強調した中国二胡曲もあることを知っておかれるとよいでしょう。

 

第3 各ポジションの音階を出してみましょう。

演奏者の運弓の癖は十人十色ですが、どのポジションでも音がスムーズに出せるようであればOKです。ただし、グレードの高い琴皮を使用した真新しい二胡の中には、琴皮と駒が馴染んでいないために、音の割れるポジションがあることも知っておかれると良いでしょう。

 

第4 ハイポジションの音量です。

二胡は弦の振動する範囲が狭まると弓の摩擦音だけが強調されます。琴皮の品質と貼り方の技術が確かな二胡は3オクターブの音階を奏でることができるハズです。

 

二胡は、チェックポイントもさることながら、演奏者との相性がとても大切なのです。名師堂ではインターネットでのご注文にもお応えして、複数の中から弾きやすく音の良い二胡を選んでお送りするよう心掛けております。しかし、お客様との相性という点については、不安に思うもあります。

 

二胡の購入をお決めになられましたら、是非、名師堂にお越しいただき、実際に奏でられる音をお聴きになられて、数ある中からお選びいただくことをお勧めいたします。

]]>
https://www.nikomeishido.com/checkpoint/feed 0